APM(Asia-Pacific Microscopic Dentistry Meeting)に…

APM(Asia-Pacific Microscopic Dentistry Meeting)に参加して来ました

みなさんこんにちは。五反田みとめ歯科 院長の三留です。

つい先日、APM(Asia-Pacific Microscopic Dentistry Meeting)に参加して来ました。

以下、会の概要です

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APMとはアジアー環太平洋での顕微鏡(マイクロスコープ)歯科治療の普及と発展の担い手たちが集うミーティングです。

世界の現状を見渡してみると、根管治療のトップランナー達はマイクロスコープを使用することが当たり前になっていますが、一般開業医には未だ普及しているとは言えません。

ましてや、根管治療以外の分野となれば殆ど使われていないのが現状です。

ところが日本を始めとするアジアの国々でマイクロスコープ歯科治療の普及がいち早く始まっています。

顕微鏡の販売台数の伸びは世界中でアジア地区が最も高いことからこれは明らかです。

マイクロスコープ歯科治療の最も熱いエリアであるアジアー環太平洋エリアの国々から若いマイクロデンティストが参加し、プレゼンテーションを繰り広げ、ディスカッションする場、それがAPMです

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この会は、日本だけでなくその名の通りアジアー環太平洋のエリアから顕微鏡歯科治療に精通した先生たちが集まり、それぞれの症例や治療法についてプレゼンをする会です。世界へ向けて発信する、というコンセプトもあるそうで日本人、外国人に関わらず、プレゼンテーションの発表だけでなく、会の進行も全て英語で行われています。昨年、何も知らずに顕微鏡歯科の集まりか、海外からのスピーカーもいるからそこは英語かなぁ、と軽い気持ちで参加したら上記のように壇上の日本人同士が英語で質疑応答しており、これは場違いなところに来てしまった、と驚きましたが、ネイティブの方は殆どおらず、みなさん外国語として英語を話されているのと大きなスクリーンにスライドや動画が映され、歯科治療のことについて話されているので、全く英語が出来ない自分でもうっすらと内容はわかりますし、難しい症例のビフォーアフターの写真、レントゲン、動画を見るだけでも色々と勉強になりました。これをきっかけに英語の勉強をするでもなく、今年も分からないなりに勉強させてもらうつもりで参加して来ました。

 

昨年は遠くはウクライナの先生の遠隔の講演もありましたが、今年は台湾から複数の先生たちが参加されており、近い外国でも大学教育から顕微鏡に触れる機会が多くあるようなお話を聞いて環境の違いに驚くも学校で習えるのは純粋に羨ましかったです。

私は顕微鏡を使用した修復補綴治療(虫歯をとって詰め物や被せ物で歯を補う治療)は日常的にかなりのケースを行なっているつもりですが、歯周病についてはまだまだ、と自覚があり、来年は歯周病の勉強をしっかりしようと計画をしているのですが、今回の会で日本の歯周外科の大家の先生たちが講演されており、非常に勉強になりました。

 

また、発表される先生方は事前に知らされておりましたが、会が始まったら、かつて勤務していた頃の同僚だった先生が、全体の司会進行をされていて大変驚きました。来年の会では、その彼が基調講演(そのイベントの基本方針や目的を明らかにするために発表される講演のこと)を行う、という大役まで果たすそうで素晴らしいと思うと同時に差つけられたな、とも思いましたが、とはいえ今から英語で何十分も公演するのはなかなかハードル高いし、自分は自分のできること、として兼ねてから目標にしている顕微鏡歯科学会の認定医の取得の方に全力で取り組もう、と思いました。

 

コロナの影響で一時はこういったリアルで集まるセミナーや講演会や学会が軒並みリモートでの開催でつまんなくて参加する気も起きませんでしたが、やはり実際に会場に足を運んで目の前でライブで聴くことはとても刺激になり、楽しく勉強できるので、今後もこう言った会にどんどん参加して新しい知識や技術を取得して患者さんたちの困りごとをスムーズに解決できるよう研鑽をさらに積んでいこうと改めて思いました。

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