最新の歯内療法ってなんでしょう?
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最新の歯内療法って何でしょう?
歯内療法(根管治療)の重要性
こんにちは。五反田みとめ歯科、院長の三留です。
少し前の日曜日、上記タイトルの講演会に行って来ました。
「歯内療法」とは歯の中の神経を取る治療(抜髄)、もしくはすでにその治療がされた歯の再治療(感染根管処置)のことで、(根管治療とも呼ばれています)当院でも力を入れている治療です。
この治療は虫歯が大きくなった時必要であり、歯の大きさは、大きいものでも1㎝程度。その中の神経の入っている空間は0.1㎜単位のとても小さな空間で、虫歯の菌に侵されたその部分の汚染物質を除去し、形態を整え、緊密に封鎖するという非常に難易度の高い処置です。
とはいえこの処置は虫歯の治療の一環として非常に大事なそして一般的な処置でもあるため、研修医の頃から現在に至るまでの約20年間、一通りの事を行ってきました。近年とは違い、以前は専門医やそれを目指している人にしか情報がなかなか伝わって来なかったため、書籍やネットを通じて細々と情報を収集、それらに必要な機材や薬剤も入手し、日常の臨床にも反映させるよう研鑽を積んでいました。
近年は、歯科界で歯内療法がブームという事もあり、色々な情報が広く伝わるようになって来た事は、我々一般臨床医としてはとても嬉しい事です。
間違っていなかった当院のコンセプト
そんな中ある機会をいただき、歯科界の中でその名を知らぬものはいない、という程とても有名な歯内療法専門医の講演を聞いてきました。
歯内療法の歴史からひもとき、今のように便利な機材が容易に手に入らない黎明期とも言える時代と、現在の抜髄の成功率とはほとんど差はないが事、また当院でも導入している歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)があることで飛躍的に成功率が上がった処置があることなど、わかりやすく丁寧に講演していただきました。
この講演は大変勉強になったのはもちろんの事、当院で行なっている歯内療法のコンセプトは間違っていなかった、と確信を得ることができました。
講演の中で、当然の前提として語られていたのが患歯をいかに感染のリスクから守るか、ということでした。歯内療法を行うにあたって唾液に含まれる常在菌の感染を防ぐラバーダム防湿は必須の前処置であることが強調されていました。
五反田みとめ歯科では条件が許す限り、全ての歯内療法の症例においてラバーダム防湿を行っております。
神経の治療を始めたが痛みが治まらない、神経の治療だけで何回も通院をしているがまだ終わる見込みがない、など歯内療法でお悩みの方、何件もドクターショッピングをされている方は、まずは五反田みとめ歯科までご相談ください。
五反田みとめ歯科 院長 三留 康司
※歯内療法は一般的な処置でありながら非常に難易度の高い処置でもあります。一般臨床医では対応できない症例だと判断された場合は、都内にある高名な歯内療法の専門医へのご紹介をする場合もあります。
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